意識高い記事
EXILE THE SECONDさんを好きになって1年とちょっと過ぎたので少しこの目まぐるしかった1年を振り返ってみたいと思う。
セカンドさんを好きになった経緯なのですが、私は元々二次元のオタクだったので今まで勿論LDHというコンテンツに触れる機会はありませんでした。
ハイアンドローという作品がLDHに触れるキッカケになったのは言うまでもありませんが、私がEXILE THE SECONDさんを好きになったのはハイアンドローではなくTLにいきなり流れてきた横須賀大使任命記事です。
その時にEXILE TETSUYAさんを見て誰だこのめちゃめちゃタイプの顔は....?!となったのが全ての始まりです。
巷ではハイアンドローからEXILE TRIBEにハマった人を「ハイロー新規」と呼び忌み嫌う方々がおりますが、私は「ハイロー新規」ではありませんので引用リツイートでハイロー新規って言うのやめてください。
私は「横須賀大使任命からの新規」です。ハイロー新規よりも新規なのでそのへんちゃんと認識して引用リツイートしてください。「こいつ横須賀大使任命からの新規じゃん」って引用リツイートしろ
省略すんなよ!分かったな!
話が脱線しましたが、本題はこの1年を振り返ってみようという話。適当に振り返ってみてまず頭に出てきたのはチケットが全く当たらなかったということ。
新規は当たりやすいみたいなデマを流した人は怒らないので正直に手をあげて欲しい。
FC枠で一度もチケットを当てることなく私名義の生涯は幕を閉じたわけなんですけど、一緒に行ってくれる友達が当ててくれたり今は亡きチケキャ○ン様の恩恵を受けチケットをゲットしていたのでライブには行けた。
一度でいいから自分名義のチケットでライブに入ってみたいなとは思うけど、正直ライブ入れたらどうでもいいんだ。
譲ってもらった席がたまたまめちゃめちゃいい席だった時、もう1人の私が"他人名義で入る神席は本当に嬉しいか、悔しくないのか"と問いかけてくる。全然めちゃめちゃめちゃめちゃ嬉しい。他人名義万歳!重複最高!チケキャンありがとう!イエェェェェェイ!!
チケットの話はここまでにして、よくLDH(ラブ•ドリーム•ハピネス)の恩恵を受けたオタク達が、やれ性格が変わっただの、やれ肌が綺麗になっただのおっしゃっているのを見かけるけど私は特に変わらなかった。
この1年ラブ・ドリーム・ハピネスを浴び続けて間違いなく人生は華やかになったはずなのに私の性格は全然よくなっていなかった。大事なので2回言いました。
朝起きても肌は荒れてるし仕事は行きたくないし、あいも変わらず上司はキモイ。
努力は実るって言葉にまだ嫌悪感があるし、きれいごと、結果論、精神論、全部嫌いだ。
なにかあったらすぐ人のせい、時代のせい、境遇のせいにするし、めんどくさいやりたくない、起きたくないし風呂すら入りたくない。
セカンドさんがめちゃくちゃがんばって働いて努力を積み重ねてアリーナツアーをしても家に着くと私は平気な顔で「楽してお金が欲しい」と言う。
セカンドのボーカルであり守るべき日本の宝でもあるEXILE SHOKICHIくんをはじめ、セカンドの皆さんの仕事に対する姿勢は全社会人見習うべきであって、ファンである私はなおさらだ。
セカンドの皆さんは本当にすごい。歌とダンスと本人達の人格がとても好きだしリスペクトしている。
セカンドさん達に着いていけば私もまっとうな人間に生まれ変われるのではないかと思えた。
でも現実はそんなうまくいかない。
今日も今日とて人の悪口で飲む酒はうまいし、社会に対する不満、妬み嫉み、上司の愚痴の話はどの話題よりも盛り上がるのだった。
私は正直音楽がなくても全然生きていけちゃうタイプの人間だと思っている。
だからこそ私の地元の友人も、同じライブに通い続ける私が信じられないようで、なぜ同じライブにわざわざ飛行機とって何度も行くのだと、もっとやるべきことがお前にはあるだろ(婚活) と今もなお嫌味を言われ続けている。
でも聞いてほしい。
セカンドのライブのあとに飲むビールってマジで最高なのだ。私はこれが何にもかえがたくて、もうマジで最高なのだ。
確かに人の悪口を肴に飲むビールもうまい。これは否定できない。精神がドブみたいな色してるから夢のあるハッピーな話は何時間も聞けない。失神してしまう。
そんな私が、ライブ後に最高!最高!マジで最高!しか言わずビールを飲むなんて奇跡に近い。
それじゃ伝わり辛いと思うからもっとわかりやすく例える。
セカンドさんのライブをみたあとに飲むビールの"ヤバさ"をたとえるなら、プールの授業のあとの冷房がガンガン効いてる教室で受ける午後の授業だ。アレ、最高のコンディションと最高の環境が整ってるでしょう。そこでする昼寝はもう最高でしょう。プールのあとってめちゃめちゃ気持ちいいのにさらにクーラーもガンガン効いてるわけですよ。もう寝るっしょ。
そんな感じ。分かるかな。
でも私はもうあの昼寝を二度と味わえないわけだ。あの最高を私は二度と
セカンドさんのライブだってそうだ。
あの空気、あの歓声、興奮、二度と味わえなくなる時がくる。しかも、その日はもうすぐそこまで来ている気がする。
人間、マジで時間にだけはどーしても逆らえない。何かを始めた瞬間からその終わりが始まる。
私もEXILE THE SECONDさんを好きになった瞬間からその終わりを始めてしまったのだ。とてもネガティブな考えかもしれないけどそれが人生だと思ってるし、この世は非情なのでなぜかタイムリミットがある方が輝きが増すようにできてる。
だからEXILE THE SECONDさんがもうこれ以上無理ですってくらい光り輝くためにはタイムリミットが必要なのだ。仕方ない。受け入れようとおもう。大丈夫人はみな最後はひとりで死ぬ。
だからライブはいける時にたくさん行っておこうと思うし、遠征費のためなら毎日アホみたいに働いてやってもいいとも思える。
何度も言うが私はノーミュージックノーライフではない。
生活に中に音楽がなくてもきっと普通に快適な暮らしを送れる。
なのに私はROUTE66のイントロがかかったら絶叫してしまうし、青の日々とRAYで何故か泣いてしまう。
分からないけどとりあえず理屈じゃないっぽい。
最後に、
友人に「そろそろ現実みたほうがいいよ(笑)」と最近よく言われる。
この記事を書いたのもこの一言がきっかけだった。(私は現実を見ていない?じゃあここは夢?......お前もマボロシ.....。)とよく分からないことを考えながら友人をぶん殴りそうになった。
勿論EXILE THE SECONDみたいな男性が平民の中にいるわけもないことは知ってるし、そもそも好きな男性のタイプが違う。私は地味な男が好きだ。
婚活も大事だと思う。もっと自分を見つめ直して性格を変えていかないといけないことも、トイレでツイッター見てないで仕事をちゃんとしなきゃいけないことも知ってる。
私がEXILE THE SECONDさんのライブに行くのは現実逃避ではない。私のライブに行く理由はそこにない。それだけは否定させて欲しい。
私は現実をちゃんと見ている。
ただ、健康な心で現実を見続けるためにはライブに行かないといけないのだ。
だから友人よ、お前の命が今無事なのはEXILE THE SECONDのお陰なんだ。分かっているのか?お前だぞお前
ということで長々と語ってしまった。何故こんないきなりクソ長くてどうでもいい記事を描いてるのかというと、飛行機が1時間遅れなのである。暇だったのだ。
そしてなんでこんな口調なのかと言うと、時たま流れてくるはてなブログの意識高い記事に憧れてたからだ。どうだったでしょうか。
そして飛行機待ちということは、つまり、そう。私はまた懲りずにライブへ行く。じゃ、アナウンス始まったから私は行くぜ!美味いビールを飲みにな!
おわり